WEST.はどんなグループ？
WEST.は、STARTO ENTERTAINMENT所属の男性7人組アイドルグループです。
メンバー全員が関西出身のグループで、関西ジュニアとして長い下積み期間を過ごした末にデビューを掴み取った実力派メンバーが揃っています。
ここからは、4人でのデビュー発表から7人でのデビューを掴み取った結成秘話、グループ名変更、ドームツアーを成功させるまでになった現在まで、WEST.のグループとしての歩みを紹介します。
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2013年 | 『ジャニーズカウントダウンライブ2013-2014』で4人組「ジャニーズWEST4」としてデビュー発表 |
| 2014年 | 濵田崇裕・神山智洋・藤井流星が加入し、7人組「ジャニーズWEST」として結成（2月5日） 舞台『なにわ侍 ハローTOKYO!!』上演 4月23日、1stシングル『ええじゃないか』でCDデビュー（オリコン1位） 12月、舞台のDVD＆Blu-ray発売 |
| 2015年〜2022年 | 全国ツアーやドラマ・映画・バラエティなど多方面で活躍 |
| 2023年 | 10月18日、グループ名を「ジャニーズWEST」から「WEST.」へ変更 |
| 2024年 | デビュー10周年を迎え、ベストアルバム『AWARD』（全50曲）を発売 富士急ハイランドとのコラボや記念日生配信など多数の企画を実施 22ndシングル『ハート／FATE』、23rdシングル『まぁいっか！』をリリース |
4人でデビュー発表～7人でデビューの経緯
WEST.のデビュー発表は、2013年12月31日〜2014年1月1日にかけて東京ドームで開催された『ジャニーズカウントダウンライブ2013-2014』の生放送中におこなわれました。
中間淳太・桐山照史・重岡大毅・小瀧望の4人が「グループ名はジャニーズWEST4」と書かれた大きな紙を掲げ、2014年にCDデビューすることを発表。
その後、グループ名が「ジャニーズWEST4」では語呂が悪いとの理由で、「ジャニーズWEST」に変更されました。
デビュー発表当時は4人だったメンバーですが、2014年2月5日〜2014年2月28日にかけて日生劇場で上演された舞台『なにわ侍 ハローTOKYO!!』の初日ゲネプロ会見にて、濵田崇裕・神山智洋・藤井流星の3人が加わり、7人組グループとしてデビューすることが発表されました。
3人が加入した経緯は、社長への直談判です。
カウントダウンライブでのデビュー発表後、大阪城ホールで行われた『関西ジャニーズJr. 明けましておめでとうコンサート2014』のステージに立ったメンバー達は、“お互いを輝かせられるのはこのグループしかない”と感じ、社長に直談判する形で3人の加入を実現させたといいます。
そのためWEST.の結成日は、7人でのデビューを発表した2014年2月5日となっています。
舞台『なにわ侍 ハローTOKYO!!』では、グループが4人から7人になるストーリーが描かれ、ジュニア時代から見守ってきたファンの涙を誘いました。
2014年12月17日にDVD＆Blu-ray「なにわ侍 ハローTOKYO!!」がリリースされているので、WEST.誕生秘話が気になった方はぜひ映像作品もチェックしてください。
2014年にシングル「ええじゃないか」でCDデビュー
2014年4月23日、ジャニーズWESTとして1stシングル『ええじゃないか』を発売し、念願のCDデビューを果たしました。
初回盤・通常盤に収録された「バンザイ夢マンサイ！」は、WEST.のメンバーも出演した関西ジャニーズJr.主演映画『忍ジャニ参上！未来への戦い』の主題歌に起用されました。
また、通常盤の収録曲「その先へ…」は、重岡大毅・濵田崇裕・神山智洋が出演したドラマ『SHARK〜2nd Season〜』の主題歌に起用されました。
映画やドラマのタイアップに加え、オリコン週間CDシングルランキングで初登場1位を記録するなど、華々しいデビューを飾りました。
2023年にグループ名をジャニーズWESTから変更
2023年10月18日、グループ公式YouTubeチャンネルを通じ、グループ名を「ジャニーズWEST」から「WEST.」へ変更することを発表しました。
ファンクラブサイトでグループ名変更について意見を募集し、ファンから寄せられた“WESTという名前は残してほしい”という思いを踏まえた上で、メンバー7人で話し合いを重ねて決定したとのことです。
“.”（ピリオド）については、重岡大毅から「“.”に死ぬほど思いがこもっている」との発言がありました。
ピリオドを追加することで「僕たちはWEST.です」と言い切る形にし、最後までWEST.でいるという決意を込めて命名したことが伝えられました。
また、WESTという英字の中にはローマ数字の7である「VII」が入っているため、7人であることを大切にしたいという思いも込められています。
2024年にデビュー10周年を迎えた
WEST.は2024年にデビュー10周年を迎え、これを記念してさまざまなイベントが開催されました。
山梨県のアミューズメントパーク・富士急ハイランドとのスペシャルコラボをはじめ、デビュー10周年の記念日当日となる2024年4月23日には、1日を通してテレビジャックや生配信など多数のお祝い企画を実施。
X（旧Twitter）では記念ハッシュタグ「#WESTꓸ大忙しやDAY」がトレンド1位を記録しました。
シングルやアルバムのリリースも10周年にふさわしい規模となり、2024年3月13日に全50曲収録の10周年記念ベストアルバム『AWARD』をリリース。
2024年4月24日には22ndシングル『ハート／FATE』をリリース、2024年9月10日には23rdシングル『まぁいっか！』をリリースし、音楽活動も盛りだくさんな1年となりました。
また、グループの10周年の活動と並行して関西発のエンタメユニット「KAMIGATA BOYZ」に参加するなど、2024年はWEST.のメンバーにとってもファンにとっても思い出に残る年になりました。
WEST.の魅力とは？
現在も多くの人に愛され、躍進を続けるWEST.。
彼らはなぜ人々を魅了するのか、その魅力を紹介します。
情熱あふれるパフォーマンス
WEST.の魅力としてまず挙げられるのが、魂を燃やすように全身全霊で魅せてくれる情熱的なパフォーマンスです。
単独ライブはもちろん、大型音楽フェスでも観客を巻き込んで一体感を生み出し、ロックファンからも高く評価されるパフォーマンスを見せてきました。
Netflixで配信されている「WE ARE! Let’s get the party STARTO!!」のライブ映像では、曲のイントロで重岡大毅が声を上げてメッセージを伝える熱い姿を見ることができます。
2023年に開催された「SUMMER SONIC 2023」では、真夏の炎天下の中、太陽に負けるどころかそれよりも熱いパフォーマンスで心揺さぶるロックナンバーを歌い上げました。
この情熱あふれるパフォーマンスに魅了されてファンになる人も多く、WEST.がアイドルグループとして男女問わず愛される理由の一つとなっています。
歌唱力と多彩な楽曲ジャンル
2つ目に紹介するWEST.の魅力は、高い歌唱力、そして多彩な楽曲ジャンルです。
WEST.には安定感抜群の歌唱力を持つメンバーが多く、ピッチの正確さはもちろん、豊かな表現力や、フェイクやハモリなどのテクニックにも長けています。
楽曲のジャンルにおいても、「ホルモン～関西に伝わりしダイアモンド～」「アカン LOVE 〜純情愛やで〜」「粉もん」など関西色の強いユニークな楽曲から、「僕らの理由」「証拠」といったバンドサウンドのロックナンバーまで、多彩なジャンルの楽曲を発表しています。
“狂愛三部作”と呼ばれている「Criminal」「Cant’stop」「Eternal」のセクシーでかっこいい曲や、「PARTY MANIACS」をはじめとするEDM系ダンスナンバー、キラキラ王道アイドルソング「プリンシパルの君へ」など、楽曲ジャンルの幅広さがWEST.の魅力の一つです。
また、サンボマスター・山口隆からの楽曲提供「週刊うまくいく曜日」や、SUPER BEAVER・柳沢亮太からの楽曲提供「つばさ」、あいみょんからの楽曲提供「サムシング・ニュー」など、人気アーティストとタッグを組んだ作品も好評です。
まっすぐにメッセージを伝える応援歌や、「しらんけど」などのシティポップを思わせるレトロ質感のオシャレサウンドまで、高い歌唱力を持つWEST.だからこそ表現できるジャンルの幅広さを見せつけ、その多彩な音楽性で常に飽きさせることなくファンを魅了し続けています。
バラエティ能力の高さ
WEST.は関西出身のメンバーで構成され、ジュニア時代から直属の先輩であるSUPER EIGHTに揉まれてきた経験があり、バラエティ能力が磨き上げられたグループです。
『ザ少年倶楽部』で漫才やコントを披露するメンバーもいれば、関西テレビ『関ジャニ∞のジャニ勉』にジュニア時代から出演していたメンバーもおり、デビュー前からバラエティ能力の高さに定評がありました。
デビュー後も多くの冠バラエティ番組を持ち、関西の平和を守るスパイ組織のエージェントとしてハードなミッションに挑戦する『エージェントWEST！』や、メンバー7人が住むシェアハウスで子どもを預かるリアリティショー『パパジャニWEST』など、多種多様なバラエティに挑み、その実力を磨き上げました。
今後もさまざまなバラエティ企画に挑戦するWEST.の姿をぜひチェックしてください。
メンバー同士の固い絆
WEST.の魅力として最後に紹介するのは、デビュー10周年を迎えた今も結成時のオリジナルメンバー7人で活動を続けるメンバー同士の絆です。
ジュニア時代からメインに立つことが多かった7人は、さまざまな困難を乗り越えて共に活動してきた歴史があり、その長い活動期間の中でさらに強固な絆を育んできました。
グループ名を変更した際も「WEST」の文字の中にローマ数字の7を示す「VII」があることに言及したりと、7という数字にこだわっている姿を見せています。
YouTube動画など普段の飾らない姿が伝わるコンテンツでは、最大9歳差の年齢差を感じさせないほどメンバーがフラットに楽しみ、ボケとツッコミの応酬で視聴者を笑わせ、誰よりも本人たちが爆笑しているシーンが多々あります。
常に賑やかで、それでいてお互いを尊重し、メンバーそれぞれが思いやりを持って接しつつ、全力でグループ活動に向き合う。
ファンはそんなWEST.を見て笑顔を浮かべ、毎日を楽しく過ごす活力にする。
WEST.が築き上げてきた“仲間”という絆が、WEST.が10周年を迎えた今も多くの人に愛される理由の一つです。
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