三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE結成までの道のり
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEは、グループ名のとおり、J Soul Brothersの三代目として誕生したユニットです。
EXILEの意志を受け継ぎながら、新たなスタイルで音楽とダンスを追求する存在として、結成当初から注目を集めてきました。ここからは、グループの誕生の背景や歴史を紐解いていきます。
J Soul Brothersの結成
J Soul Brothersは、EXILEよりも前に誕生したダンス&ボーカルグループです。
1998年にHIROを中心に結成され、その後のEXILEのルーツともなる存在でした。
グループ名は、ボビー・ブラウンのコンサートに出演した際、HIROが「Japanese Soul Brothers!俺の友達紹介するぜ!」と紹介されたことに由来しています。
この出来事がきっかけとなり、J Soul Brothersというグループ名が誕生しました。彼らの活動が、EXILEおよびJ Soul Brothersの長い歴史の出発点といえます。
J Soul Brothersの初期メンバー
初期のJ Soul Brothersは以下の5人で構成されていました。
- HIRO
- MATSU
- USA
- MAKIDAI
- SASA
2001年SASAが脱退、ATSUSHIとSHUNが加入してEXILEに改名。J Soul Brothersのメンバーたちは、EXILEの中心メンバーとしてグループを支える存在になります。
二代目 J Soul Brothersの誕生
J Soul BrothersがEXILEに改名・合流した後、2007年1月25日に二代目 J Soul Brothersが始動しました。
二代目 J Soul Brothersの初期メンバーは以下のとおりです。
- KENCHI
- KEIJI
- TETSUYA
- NESMITH
- SHOKICHI
その後、NAOTOとNAOKI(現・小林直己)が加わり、7人での活動となります。二代目 J Soul Brothersは2009年にEXILE本体へ合流し、EXILEの一員としての活動を開始しました。
現在のEXILEメンバー
2025年6月26日現在、EXILEの現メンバーは以下のとおりです。
- EXILE HIRO
- 松本利夫
- EXILE ÜSA
- EXILE MAKIDAI
- EXILE ATSUSHI
- EXILE AKIRA
- EXILE TAKAHIRO
- 橘ケンチ
- EXILE TETSUYA
- EXILE NESMITH
- EXILE SHOKICHI
- EXILE NAOTO
- 小林直己
- 白濱亜嵐(活動休止中)
- 世界
- 佐藤大樹
三代目と兼任していた岩田剛典は、2025年6月にEXILEとしての活動を終了し、現在は三代目 J SOUL BROTHERS、ソロアーティスト、俳優としての活動に専念しています。
NAOTOは引き続き、EXILEおよび三代目 J SOUL BROTHERSの両グループで活動中です。
三代目 J Soul Brothersが始動
二代目 J Soul BrothersのメンバーがEXILE本体に合流したことを受け、LDHは、プロデューサーのHIROを中心とした新世代グループの必要性を強く感じていました。
2010年7月には、『週刊EXILE』番組内で「三代目 J Soul Brothersを誕生させる」と発表します。
三代目 J Soul Brothersには、EXILEのパフォーマー・NAOTOとNAOKI(現・小林直己)がリーダーとして参加。
さらに劇団EXILE風組のELLYも加入します。ボーカリストには約3万人が参加した『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~』から選ばれた登坂広臣(現・ØMI)と今市隆二。
最後に、パフォーマーとして劇団EXILE風組の山下健二郎と当時大学生だった岩田剛典が加わり、個性豊かな7人で2010年9月27日に三代目 J Soul Brothersが結成されました。
2010年11月10日にリリースされた1stシングル「Best Friend’s Girl」で鮮烈なデビューを飾り、以降はライブやリリースごとにファン層を拡大していきます。
2019年に三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEへ
2019年1月1日、グループ名の正式表記が三代目 J Soul Brothersから三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEへ変更されました。
これによりEXILE TRIBE全体の一員であることが明確になったといえるでしょう。
さらに、グループロゴが赤・白・青と3つのテーマカラーを使用したものに一新されています。
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの魅力
三代目 J SOUL BROTHERSは、音楽・ダンス・演出すべてにおいて高い表現力を持つ“総合エンターテインメント集団”です。
ここからはそんな三代目の魅力をより深く掘り下げて紹介していきます。
圧倒的なパフォーマンススキル
音楽面では、R&BやEDM、バラードなど多彩なジャンルに対応し、時代に合わせて進化を続ける三代目 J SOUL BROTHERS。
力強さと繊細さを併せ持つボーカル2人の歌声が、楽曲の世界観をさらに深めています。
ダンスパフォーマンスでは、7人それぞれが異なるバックグラウンドを活かし、個性豊かなスタイルでステージを構成。
ライブでは、火薬や花火などを使う特殊効果やCG映像が楽曲と連動し、大型ビジョンも効果的に活用した演出は視覚的にも圧倒的な世界観を届けています。
2019年に開催された『三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2019 “RAISE THE FLAG”』では、125万人を動員し、1ツアーにおけるグループ史上最多動員数を記録しました。
感情を揺さぶる歌詞
三代目 J SOUL BROTHERSの魅力は、ダンスや歌唱だけではありません。歌詞に込められた感情表現も、ファンの心を動かす大きな要素です。
リアルな恋愛観や日常の情景描写、シンプルな言葉選びが、聴く人の感情にまっすぐ響きます。
例えば、2014年のアルバム『BLUE IMPACT』に収録された「君となら」の“多くの出会いがあった 同じくらい別れもあった”というAメロの歌詞。
出だしから心に刺さるこのフレーズは、過去の恋愛の切なさや出会いの尊さが繊細に描かれており、聴く人の心にそっと寄り添ってくれるような温かさがあります。
聴く人それぞれの人生に重なり、多くの共感を呼んでいるのです。
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